「そして扉が閉ざされた」岡嶋二人

【あらすじ】
富豪の若き一人娘が不審な事故で死亡して三カ月、
彼女の遊び仲間だった男女四人が、
遺族の手で地下シェルターに閉じ込められた。
なぜ?そもそもあの事故の真相は何だったのか?
四人が死にものぐるいで脱出を試みながら推理した意外極まる結末は?
極限状況の密室で謎を解明する異色傑作推理長編。
【感想】
被害者の遺族に閉じ込められた4人。殺人だったのか?真犯人は? 
緊迫した状況、限られた登場人物の中で繰り広げられる展開。 
ページをめくる手が止まりません。一気に読めてしまいます。
話し合いの中で全員が無罪を主張し、
犯人は誰もいないように思えてきます。
それでもこの中の誰が犯人なのか?
それとも犯人は本当にいないのか?
過熱していく状況にテンションも上がる。
そして終盤のどんでん返しの連続。
こんなオチだったらどうしよう・・・と危惧していた展開にもならず、
最後まで満足させてくれた作品でした。
まさに傑作です。
是非どうぞ。
【おすすめ度】
★★★★★

そして扉が閉ざされた (講談社文庫)
そして扉が閉ざされた (講談社文庫)岡嶋 二人

おすすめ平均5つ星のうち4.5
5つ星のうち5.0最高傑作。
5つ星のうち5.0本格の見本
5つ星のうち2.0悪くはないんですが…
5つ星のうち5.0極限状況下での推理サバイバル
5つ星のうち5.0岡嶋二人の後期傑作三作の一作


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