「ネクロポリス」 恩田陸

【あらすじ】
懐かしい故人と再会できる場所「アナザー・ヒル」。
ジュンは文化人類学の研究のために来たが、
多くの人々の目的は死者から「血塗れジャック」事件の犯人を聞きだすことだった。
ところがジュンの目の前に鳥居に吊るされた死体が現れる。
これは何かの警告か。
ジュンは犯人捜しに巻き込まれていく―。
【感想】
死者に会えるアナザーヒルという島で起きる様々な出来事を描いた話。 
死者に会える、というファンタジー要素を含めつつ、
殺人者を追うというミステリー風の話です。
死者に会える=犯人が誰かを死者から聞ける、ということで、
この設定いいじゃん!と前半はドキドキしながら読めました。
ただ・・・はっきり言って後半は残念な出来です。
前半で期待されるような展開はありません。
読み終わったあと、結局なんだったの?って思ってしまいます。
登場人物自身が「こんなオチってあり?」って言ってますがまさにその通り。
物語の雰囲気や過程は楽しめるかもしれませんが、
作品全体の完成度という意味では残念な作品です。
前半が面白かっただけに本当に残念。
【おすすめ度】
★★☆☆☆

ネクロポリス 上 (朝日文庫)
ネクロポリス 上 (朝日文庫)恩田 陸

おすすめ平均5つ星のうち4.0
5つ星のうち2.0設定は面白いのにラストが・・
5つ星のうち4.0凄い!けど
5つ星のうち4.0あとから"くる"作品
5つ星のうち4.0すごく面白い!・・・あれ?
5つ星のうち4.0本を読む醍醐味を。


Amazonで詳しく見る by AZlink
ネクロポリス 下 (朝日文庫)
ネクロポリス 下 (朝日文庫)恩田 陸

おすすめ平均5つ星のうち2.5
5つ星のうち1.0「だからなんなのよ?」が読後の一言でした
5つ星のうち1.0衝撃的なラスト
5つ星のうち3.0知りたかった情報
5つ星のうち5.0独自の世界
5つ星のうち3.0何とも言えない…


Amazonで詳しく見る by AZlink