「チョコレートコスモス」恩田陸

【あらすじ】
舞台の上の、暗がりの向こう。
そこには何かが隠されている。
どこまで行けばいいのか? どこまで行けるのか?
2人の少女が繰り広げる華麗で激しいバトルを描く、熱狂と陶酔の演劇ロマン。
【感想】
演劇の話です。ミステリではありません。
でもこれが面白い!
物語は街で不思議な少女と出会うところから始まります。
そこから演劇に絡むいろんな人物に視点を変えながら物語は展開して行き、
気付けば演劇に興味のなかった私も、
演劇の魅力にどっぷりはまってしまいました。
特に登場する天才女優たちを見ているときのゾクゾク感がたまりません。
例えるなら職人の芸術的な技をみているよう。見惚れてしまいます。
私が最初に読んだ恩田陸作品であり、はまったきっかけとなった一冊です。
珍しくミステリ要素が皆無ですが、恩田陸の描く天才少女が好きな方ははまれると思います。
超おすすめ。
【★★★★★】

チョコレートコスモス
チョコレートコスモス恩田 陸

おすすめ平均5つ星のうち4.0
5つ星のうち4.0天才にしか見えないモノ
5つ星のうち5.0ページをめくる指が...とめられない。
5つ星のうち5.0引き込まれました
5つ星のうち4.0飛鳥の可能性
5つ星のうち5.0続きが読みたい


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