「レイクサイド」東野圭吾

【あらすじ】
妻は言った。「あたしが殺したのよ」
湖畔の別荘には、夫の愛人の死体が横たわっていた。
四組の親子が参加する中学受験の勉強合宿で起きた事件。
親たちは子供を守るため自らの手で犯行を隠蔽しようとする。
が、事件の周囲には不自然な影が。
真相はどこに?
そして事件は思わぬ方向に動き出す。傑作ミステリー。
【感想】
ミステリなのですが、ちょっと変わっています。
普通のミステリとは描いている部分が少し違う。
隠されている謎自体はだいたい予想がつくんですよ。
だから楽しむとこはそこじゃない。
登場人物たちが何を考えているのか?それを想像して楽しむ話です。
心理面が描かれないので、
登場人物たちの行動や言動を見て、判断するしかないんですよね。
だから逆に言えば登場人物のキャラがいまいち立ってない印象も受けました。
ただ短くてさっくり読める作品なのでそれほど気にならなかったですね。
良作だと思います。
【おすすめ度】
★★★★☆

レイクサイド (文春文庫)
レイクサイド (文春文庫)東野 圭吾

おすすめ平均5つ星のうち3.5
5つ星のうち4.0単純な筋書きにはしないようですね
5つ星のうち4.0読みやすい★
5つ星のうち3.0良作ですが....
5つ星のうち3.0それなりに不気味さも感じるのですが、なんかスッキリしません…。
5つ星のうち4.0受験戦争


Amazonで詳しく見る by AZlink