「クラインの壷」岡嶋二人

【あらすじ】
岡嶋二人史上、最後で最恐で最謎の超名作!
ヴァーチャルリアリティ・システム『クライン2』の制作に関わることになった上杉青年。
少女梨紗と、謎の研究所でゲーマーとなって恐怖の世界に入り込むと…。
【感想】
ミステリですが、だいぶはみ出してます。
サスペンスというかSFというのか・・・
ただ傑作であることは間違いない。
主人公は自分の作ったゲームが仮想現実化されるということで、
そのプロジェクトにテスターとして参加します。
自分のゲームが実体化することにはじめは喜んでいたのですが、
次々とおかしなことが起こり始める。
そしてその謎を解き明かそうと動いているうちに・・・
読み終わったときは思わずゾッとしました。
ある程度予想しながら読んでいたのですが、
結末は予想外のものでした。
私の中では岡嶋二人の作品の中で1,2を争う作品。
是非どうぞ。
【おすすめ度】
★★★★★

クラインの壷 (講談社文庫)
クラインの壷 (講談社文庫)岡嶋 二人,菅 浩江

おすすめ平均5つ星のうち4.5
5つ星のうち4.0ミステリーとしても、ちょっとしたSFとしても楽しめる
5つ星のうち5.0スリル満点、読後の恐怖も一級品
5つ星のうち5.0飽きない
5つ星のうち5.0読むのが止められなかった本
5つ星のうち3.0時代を感じます。


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