「時生(トキオ)」東野圭吾

時生 (講談社文庫)
時生 (講談社文庫)東野 圭吾

おすすめ平均5つ星のうち4.0
5つ星のうち4.0ミステリーとは言い難いけれど…
5つ星のうち4.0最高の名言!!
5つ星のうち3.0空をながれる雲みたいな話し
5つ星のうち1.0地雷です。正直、つまらないです。
5つ星のうち3.0いっきに読めるが


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【あらすじ】(Amazonより)
不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、
宮本拓実は妻に、二十年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。
どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る少年と共に、
謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追った―。
過去、現在、未来が交錯するベストセラー作家の集大成作品。

【感想】
冒頭・・というかむしろあらすじにも結論は出ていて、
ダメな父親がタイムスリップした息子に救われる話です。
その過程を楽しむ話。
ジャンルとしてはSF要素を前提としたサスペンスかな?
ありふれた話のようでありながら、面白く仕上げてくるところはさすがだと思いました。
ただ主人公の人間性に嫌気がさして醒めてしまい、
物語をちゃんと楽しむことができなかったです。
あんな境遇だったらとは思うけど…
物語の主人公にイライラするのはあまり好きじゃないかな。
その点がもったいなかった。

主人公がダメでもイライラしない人なら、
もっと楽しめる作品だと思います。
【おすすめ度】
★★★☆☆