「時生(トキオ)」東野圭吾
時生 (講談社文庫) | |
東野 圭吾 おすすめ平均 ミステリーとは言い難いけれど… 最高の名言!! 空をながれる雲みたいな話し 地雷です。正直、つまらないです。 いっきに読めるが Amazonで詳しく見る by AZlink |
【あらすじ】(Amazonより)
不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、
宮本拓実は妻に、二十年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。
どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る少年と共に、
謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追った―。
過去、現在、未来が交錯するベストセラー作家の集大成作品。
【感想】
冒頭・・というかむしろあらすじにも結論は出ていて、
ダメな父親がタイムスリップした息子に救われる話です。
その過程を楽しむ話。
ジャンルとしてはSF要素を前提としたサスペンスかな?
ありふれた話のようでありながら、面白く仕上げてくるところはさすがだと思いました。
ただ主人公の人間性に嫌気がさして醒めてしまい、
物語をちゃんと楽しむことができなかったです。
あんな境遇だったらとは思うけど…
物語の主人公にイライラするのはあまり好きじゃないかな。
その点がもったいなかった。
主人公がダメでもイライラしない人なら、
もっと楽しめる作品だと思います。
【おすすめ度】
★★★☆☆