「さまよう刃」東野圭吾

【あらすじ】
自分の子供が殺されたら、あなたは復讐しますか?
長峰重樹の娘、絵摩の死体が荒川の下流で発見される。
犯人を告げる一本の密告電話が長峰の元に入った。
それを聞いた長峰は半信半疑のまま、娘の復讐に動き出す――。
遺族の復讐と少年犯罪をテーマにした問題作。
【感想】
どうしようもない未成年の少年たちに娘を殺された父親が復讐する話。 
父親が加害者の少年を追っていくサスペンス。
前半から怒涛の展開であっという間にのめり込み、
中盤は多少だれるもののあとは結末まで一直線。
面白かったと言うべきではないかもしれない内容だけど、
かなり面白かった。 
ただずっと心が重い。無力感、やるせなさ、というのが伝わってくる。 
普段面白い本を読んだときの読後感とは少し違う気持ちになった。
というわけでおすすめなのですが、
エグイシーンがいくつかあるので、
そういうのに抵抗がある方にはあまりおすすめしません。
【おすすめ度】
★★★★★

さまよう刃 (角川文庫)
さまよう刃 (角川文庫)東野 圭吾

おすすめ平均5つ星のうち4.0
5つ星のうち4.0今時の若者はなんたらかんたら
5つ星のうち4.0誰もがさまよっている感じ
5つ星のうち1.0結論は
5つ星のうち5.0少年法に対する問題提起作品「さまよえる刃」
5つ星のうち2.0・・・・・


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