「容疑者Xの献身」東野圭吾

【あらすじ】
天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、
一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。
彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、
二人を救うため完全犯罪を企てる。
だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、
その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。
【感想】
短編ばっかりだったガリレオシリーズ初の長編。
ガリレオシリーズもすっかり有名になりましたね。
結論から言うと非常に面白かったです。
湯川博士のシリーズは今までも好きだったんですが、これはその中でもかなりいい。
コロンボや古畑風の内容で、犯人は最初からわかっています。
だから導入部分から引き込まれるし、
読んでる間のドキドキ感もたまらない。
そしてトリックも・・・
東野圭吾の作品の中でもかなり上位だと思います。
おすすめです。
ただ敢えて難を上げるなら、
本格ミステリ好きの方には許せない部分があるかもしれません。
私は気になりませんでしたが、気になる人は気になる部分。
ミステリ好きだからこそ・・・というか。
まあほとんどの方におすすめできる作品なのは間違いないです。
是非どうぞ。
【おすすめ度】
★★★★★

容疑者Xの献身 (文春文庫)
容疑者Xの献身 (文春文庫)東野 圭吾

おすすめ平均5つ星のうち4.0
5つ星のうち2.0東野ファンだけど、代表作にしてほしくない
5つ星のうち4.0ちょっと無理があるかな?
5つ星のうち5.0久々に素晴らしい作品に出会いました
5つ星のうち5.0数学一筋の石神が、やっと見つけた生き甲斐がどうなっていくのか。
5つ星のうち4.0人が生きている意味が解っていない若いレビュアー達へ


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