「分身」東野圭吾

【あらすじ】
私にそっくりな人がもう一人いる。
あなたにそっくりな人がもう一人。
札幌で育った女子大生と、東京で育った女子大生…。
宿命の二人を祝福するのは誰か。
追跡と逃走の遥かな旅が始まるサスペンス。
【感想】
ミステリではないです。サスペンス。
全く別の場所にいる女性二人が、それぞれ自分の出生の秘密を調べはじめます。
そして自分とそっくりな女性がいることに気付き・・・・という話。
医療サスペンスになるのかな。
全く異なる二人が徐々に同じ結末に近づいていくので、
うわーどうなっちゃうのこれ、というドキドキ展開が続きます。
一気に読めてしまう作品です。
というわけで面白かったのですが、
あえていうならもっと心理面を描いて欲しかったです。
見てるドキドキ感はあるけど心理的な面が物足りない。
あと結末も・・・どうなのかなぁ。
好き嫌いの出る内容ではないと思うので、
万人におすすめできる作品です。
是非どうぞ。
【おすすめ度】
★★★★☆

分身 (集英社文庫)
分身 (集英社文庫)東野 圭吾

おすすめ平均5つ星のうち4.0
5つ星のうち4.0科学技術は正しく使おう
5つ星のうち4.0出生の秘密モノの新パターン・・・
5つ星のうち4.0DNAは嘘をつかない。
5つ星のうち3.0ややご都合主義的
5つ星のうち5.0最高傑作!


Amazonで詳しく見る by AZlink