「天空の蜂」東野圭吾

【あらすじ】
奪取された超大型特殊ヘリコプターには爆薬が満載されていた。
無人操縦でホバリングしているのは、稼働中の原子力発電所の真上。
日本国民すべてを人質にしたテロリストの脅迫に対し、
政府が下した非情の決断とは。
そしてヘリの燃料が尽きるとき…。
驚愕のクライシス、圧倒的な緊迫感で魅了する傑作サスペンス。
【感想】
サスペンスです。
原発を止めなければヘリで原発に落ちる、
と日本国民を全て巻き込み脅迫する。
サスペンスの設定としてはすごく面白そうだと思います。
その期待通り前半はかなりドキドキして面白かったのですが、
中盤から多少失速気味でした。
サスペンスの割には緊迫感をあまり感じなかった。
犯人視点があったせいかもしれません。
話の作り的に犯人にも共感できるようになっているので、
それがサスペンスの緊迫感を削ぐ方向に作用していたのかも。
面白いことは面白いですが、設定から期待されるほどではなかったです。
イヤな言い方ですが、普通に面白かったです。
【おすすめ度】
★★★☆☆

天空の蜂 (講談社文庫)
天空の蜂 (講談社文庫)東野 圭吾

おすすめ平均5つ星のうち4.0
5つ星のうち5.0読んで損はないです。
5つ星のうち3.0緊迫感
5つ星のうち2.0落ちがイマイチ
5つ星のうち5.0凄まじい緊張感のあるサスペンス
5つ星のうち3.0ほとんど頭に入らなかった部分が多々ありました


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