「ゲームの名は誘拐」東野圭吾

【あらすじ】
敏腕広告プランナー・佐久間は、クライアントの重役・葛城にプロジェクトを潰された。
葛城邸に出向いた彼は、家出してきた葛城の娘と出会う。
“ゲームの達人”を自称する葛城に、二人はプライドをかけた勝負を挑む。
娘を人質にした狂言誘拐。
携帯電話、インターネットを駆使し、身代金三億円の奪取を狙う。
犯人側の視点のみで描く、鮮烈なノンストップ・ミステリー。
【感想】
誘拐もの。g@meとして映画化もされました。 
内容はもちろん誘拐ですが、犯人側しか描かれません。
完璧な誘拐計画が流れていくのを見ているよう。
手際の鮮やかさにほれぼれします。
読んでいる間は読むのをやめることができず、一気に読めてしまう作品です。
そしてドキドキしながら読んでいると更に終盤には・・・
読み終わったあとは走り終わったような満足感があります。
というわけでラストも含め全体的に大満足なのですが、
あえていうなら少しあっさり気味。
ただそれゆえページ数が短めなので、それもまたいいところの一つなのかも。
【おすすめ度】
★★★★★

ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)
ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)東野 圭吾

おすすめ平均5つ星のうち4.0
5つ星のうち4.0読み始めたらとまらない
5つ星のうち5.0二人の戦略家の心理戦
5つ星のうち4.0天才か!
5つ星のうち5.0ゲームの名は誘拐
5つ星のうち3.0漫画を読んでいるような感覚


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