「私が彼を殺した」東野圭吾

【あらすじ】
婚約中の男性の自宅に突然現れた一人の女性。
男に裏切られたことを知った彼女は服毒自殺をはかった。
男は自分との関わりを隠そうとする。
醜い愛憎の果て、殺人は起こった。
容疑者は3人。
事件の鍵は女が残した毒入りカプセルの数とその行方。
加賀刑事が探りあてた真相に、読者のあなたはどこまで迫れるか。
【感想】
どちらかが彼女を殺したと同じく、最後まで犯人が明かされない。
犯人を考えるのは読者。今度の容疑者は3人です。
ただこれも袋とじがついてるので、わからなくても犯人はわかります。
これも読みやすい作品で、わかりやすい話になっています。
犯人を推理したい!とか、
考えるのが好き!って人にはたまらない作品です。
逆に犯人を追い詰めるエンターテイメント性を求める人や、
考えるのなんて面倒だ、って人には全く向いていません。
読者への挑戦が入るような本格ミステリ好きにはたまらない作品だと思います。
ちなみに私は犯人がわからず、我慢できずに答えを見てしまいました。
答えを見ると悔しくなるんですよね。あーなんでもっと考えなかったんだ!って。
是非しばらくガマンして考えてみてください。
【おすすめ度】
★★★★☆

私が彼を殺した (講談社文庫)
私が彼を殺した (講談社文庫)東野 圭吾

おすすめ平均5つ星のうち4.0
5つ星のうち5.0犯人は筆者の文章力でわかります!
5つ星のうち5.0前作を超える仕上がり
5つ星のうち4.0真剣に読みました!が・・・
5つ星のうち5.0参加型推理小説
5つ星のうち5.0うまくヒントが隠されていた


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