「夜のピクニック」恩田陸

【あらすじ】
高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。
それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。
甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて歩行祭にのぞんだ
三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために―。
学校生活の思い出や卒業後の夢などを語らいつつ、
親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。
本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。
【感想】
高校生が80キロを夜通し歩く行事での話。 
ミステリではありません。
どんな展開が!?という話ではないので全くどきどきはしない。 
でも読んでてすごくいい気分になれる本です。
青春時代の恋とか友情とかそういう輝ける瞬間がいっぱいつまってて、
読んでる私の気分も修学旅行の夜みたいになりました。
なんか甘酸っぱくて胸がギュッとするあんな気持ち。
私もこういう行事をやってみたかったです。
ふと昔を思い出したいときに読み返したい本ですね。
もうあの頃には戻れないんだなぁ、なんてちょっとセンチな気分になっちゃいました。
万人におすすめ。
【おすすめ度】
★★★★★

夜のピクニック (新潮文庫)
夜のピクニック (新潮文庫)恩田 陸

おすすめ平均5つ星のうち4.0
5つ星のうち5.0とても爽やかな読後感の味わえる、素敵な一冊です
5つ星のうち5.0ああ、なんっかもうっ……!
5つ星のうち5.0夜のピクニック”という名の青春の安息日なのか
5つ星のうち2.0青春
5つ星のうち5.0こういう風に青春する年頃を過ぎてしまったのだなあ


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