「変身」東野圭吾

【あらすじ】
世界初の脳移植手術を受けた平凡な男を待ちうけていた過酷な運命の悪戯!
脳移植を受けた男の自己崩壊の悲劇。
【感想】
脳移植された主人公の人格が変わっていく…というサスペンス。 
何に変わっていくのかは、読み始めてすぐに予想がつきます。
でもそのオチが重要というわけではなく、そこまでの過程を描く作品です。 
自分が自分でなくなる感覚。自分とは何か。
何をもって生きているとするか。
そんな重いテーマを内包していますが、
内容はそこまで教訓的ではなく、サスペンス要素が強い。
サスペンスとして面白かったです。
ただもうちょっと面白くできたような気もして、ちょっともったいなく感じました。
【おすすめ度】
★★★★☆

変身 (講談社文庫)
変身 (講談社文庫)東野 圭吾

おすすめ平均5つ星のうち4.0
5つ星のうち4.0なにもここまでしなくても
5つ星のうち5.0残酷かつ繊細な内容
5つ星のうち3.0ありそうでなさそうなお話
5つ星のうち5.0変身のはじまりはじまりー・
5つ星のうち3.0人間の潜在的な意識


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