「ドミノ」恩田陸

【あらすじ】
些細な事件が大騒動に発展していく、パニックコメディの大傑作!
一億の契約書を待つ生保会社のオフィス。下剤を盛られた子役の麻里花。
推理力を競い合う大学生。別れを画策する青年実業家。
昼下がりの東京駅、見知らぬ者同士がすれ違うその一瞬、運命のドミノが倒れてゆく!
Oh,My God!! 怪しい奴らがもつれあって、東京駅は大パニック!
【感想】
東京駅で起きるコミカルなドタバタ劇。 
はじめは関連のなさそうな10近い視点が、 
だんだん東京駅で起きる事件に収束してくるという内容。 
おかげで前半はキャラの把握が大変だけど、後半のドタバタっぷりはテンポもよくてとても楽しい。 
こうなってきたかー!とニヤニヤしながら読めちゃいます。
終わり方も私好み。 
ちなみに多くの登場人物の中で演劇の部分が一番好きでした。
ほんと楽しい作品。
万人におすすめ。
【おすすめ度】
★★★★★

ドミノ (角川文庫)
ドミノ (角川文庫)恩田 陸

おすすめ平均5つ星のうち4.0
5つ星のうち4.0何か心に残るものはないけれども本書を読んで嫌な気になるわけではなく、スカッとする印象を残す。
5つ星のうち3.0ごくごく普通の娯楽小説
5つ星のうち4.0恩田ワールド全開
5つ星のうち3.0ドタバタコメディー
5つ星のうち3.0風呂敷の広げ方は秀逸、でもたたみ方は・・・?


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