「ダイイング・アイ」東野圭吾
【あらすじ】
記憶を一部喪失した雨村槇介は、自分が死亡事故を起こした過去を知らされる。
なぜ、そんな重要なことを忘れてしまったのだろう。
事故の状況を調べる慎介だが、以前の自分が何を考えて行動していたのか、思い出せない。
しかも、関係者が徐々に怪しい動きを見せ始める…。
【感想】
ミステリとして読んじゃダメです。
交通事故で死んだ女の人を巡る話。
主人公は事故についての記憶をなくした加害者。
前半は交通事故を巡って推理小説のように話が進みますが、
途中からはホラー気味に変化します。
展開によっちゃ本を放り投げようかと思ってたけど、
そこはさすがの東野圭吾。構成がうまいです。
いつのまにやら謎解き話じゃなくて、
雰囲気の怖さを味わうような話になってるんだけど、
それがあんまり気にならない。
雰囲気を味わう作品としてとても面白かった。
おすすめ。
【おすすめ度】
★★★★☆
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