「ダブルダウン」岡嶋二人

【あらすじ】
ボクシング、フライ級4回戦。
対戦中のボクサー2人が、青酸中毒で相次いで倒れ、死亡した。
編集者の福永麻沙美は、週刊誌記者の中江聡介、ボクシング評論家の八田芳樹と真相を追い始める。
衆人環視の二重殺人トリックは?
二転三転する事件の陰に巧妙に身を隠す意外な真犯人とは?
傑作長編ミステリー。
【感想】
リング上でボクサー二人が毒殺されるという派手な話。
その謎を追いながら話が進んでいくにつれ、
謎の女から始まって次々と話が展開していく。
スピード感や読んでる間のドキドキ感はかなりのもので、
一気に読ませてくれるし、オチもそこまで悪くない。
ただし若干2時間サスペンスっぽさがある。
物語を劇的にするために多少無茶してる感もあるし。
決してつまらない作品じゃないんだけど、
細かいとこで気になる部分はけっこうあるかなぁ。
もうちょっと何とかなった気はします。
楽しめたけど惜しい作品です。
【おすすめ度】
★★★☆☆

ダブルダウン (講談社文庫)
ダブルダウン (講談社文庫)岡嶋 二人

おすすめ平均5つ星のうち3.0
5つ星のうち3.0最低ではない。十分楽しめたが、ちょっと最後にがっかりせざるを得ない
5つ星のうち3.0そんなに酷い作品か?


Amazonで詳しく見る by AZlink