「まほろ駅前多田便利軒」三浦しをん

【あらすじ】
まほろ市は東京のはずれに位置する都南西部最大の町。
駅前で便利屋を営む多田啓介のもとに高校時代の同級生・行天春彦がころがりこんだ。
ペットあずかりに塾の送迎、納屋の整理etc.
―ありふれた依頼のはずがこのコンビにかかると何故かきな臭い状況に。
多田・行天の魅力全開の第135回直木賞受賞作。
【感想】
便利屋がいろいろやる短編集。 
全体的に軽い感じでさらりと読めてしまう。
読みやすい。挿絵まであるし。
内容も深くはないが短編としてはなかなか楽しめる。
中にはけっこう突飛な話もあるけど。子供に・・・とか。
主人公達のやりとりも悪くないし、友情もいいんだけど、
グッと来るような熱さや深さ、驚きはなかった。
良くも悪くも軽く楽しむための物話、という印象。
楽しいけど記憶には残らないかな。
【おすすめ度】
★★★☆☆

まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)
三浦 しをん

文藝春秋
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