「動機」横山秀夫

動機 (文春文庫)
動機 (文春文庫)横山 秀夫

おすすめ平均5つ星のうち4.5
5つ星のうち5.0事務系警察官を描かせたら右に出るものはいません
5つ星のうち4.0素敵な描写
5つ星のうち4.0どの短編もクオリティが高く、それぞれに苦悩する人間(主人公)が描かれています。
5つ星のうち5.0テレビドラマも必見!
5つ星のうち5.0短編作家横山秀夫の名人芸


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【あらすじ】(Amazonより)
署内で一括保管される三十冊の警察手帳が紛失した。犯人は内部か、外部か。
男たちの矜持がぶつかりあう表題作(第53回日本推理作家協会賞受賞作)ほか、
女子高生殺しの前科を持つ男が、匿名の殺人依頼電話に苦悩する「逆転の夏」。
公判中の居眠りで失脚する裁判官を描いた「密室の人」など珠玉の四篇を収録。

【感想】
動機、逆転の夏、ネタ元、密室の人、の4編から成る短編集。 
「動機」と「ネタ元」はなかなかよかったです。
「密室の人」は最後に詰め込みすぎな印象を受けた。ちょっとポカーンとなってしまう。 

じゃあ何で★5にしてるのかと言うと、
「逆転の夏」が最高に面白かったから。
これがあるだけでこの短編集は買う価値があると思う。 
読んでる間どうなるのかとドキドキしながら読んでたけど、 
こういうオチか?と予想しているところから更に上を行かれてしまった。
詳細は是非読んでみてください。素晴らしいです。

おすすめ。
【評価】
★★★★★